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乾のお薬大作戦!!【桃城 武×橘 杏】

「ふふふふ…。ついに出来たぞ。最高の媚薬が…」

すでに授業以外では彼の貸し切り状態となった調理室で、乾貞治の声が響いた。
数日前からこつこつと作り上げていた媚薬がついに完成したのである。

「………だがまだちゃんと作用するかどうかのデータが…」

ぶつぶつと独り言を言いながら乾はある人物を思いつく。

「そうだ。アイツが居たじゃないか」

そして乾の眼鏡が怪しく光った。

「と、言うわけだ。桃、実践してみてくれないか?」

次の日の昼休み、購買のパンをがっつく桃城を無理矢理、校舎裏に連れ出した乾は、単刀直入に告げた。

「断固反対ッス!」

ほぼ即答で桃城は答えた。

「実験材料に杏を使うなんてできねーな、できねーよ」

杏のことを自分のこと以上に大切にしている桃城にとって、当然の理由だった。

「そうか。桃は彼女が一心不乱に喘ぐ姿を見たくない、と」
「だあああぁぁ!!んなことは言ってないッスよっっ!」

いくら桃城と言えど、健全な中学生男子。
欲というものは少なからずある。

「…で?引き受けて貰えないかな」
「…………はい」

そうして結局引き受けてしまったのだった。

「………どうやって飲ませればいいんだよ」

俺は後悔の気持ちいっぱいで街路を歩いていた。
向かっているのは杏と待ち合わせた公園。
乾先輩に持たされた薬はコルクのついた小さなビンに入っていて、この世のモノではないような色をしている。
明らかにうまそうな物ではない。
味を想像して吐き気をもよおしながらとりあえず、公園についた。

「あ、モモシロくん!」

すぐに俺を見つけ笑顔で近寄ってきた。
その可愛らしい表情に罪悪感がこみ上げてくる。

「どうしたの?いきなり“会いたい”なんて…」
「えーっと……それはだな…」

……ここでは話がしにくいと俺は杏をホテルへと連れ込んだのだった。

━━━━……

「で?なあに?」

ベットに座りながら更にきょとんとする杏に俺は意を決した。

「…乾先輩の作った薬を試飲して欲しいんだ!」
「いいわよ」
「へ?」

予想外な反応に気の抜けた声を出してしまった。

「いいい、いいのか?!」
「うん。作った本人がはっきりしてるなら大丈夫じゃない?」
「…まぁ…」

そりゃそうだが…とは思ってみるがやはりあの乾汁、ペナルティ、そして不二先輩をも倒れさせた青酢を作り上げた先輩だ。
このまま飲ませれば確実に後悔する。
例え、今後どんなにいいことが待っていようとも。

「…俺が飲ませてやる」

俺は杏に口移しで飲ませることを決め込んだ。
あの怪しいビンのふたを開けた。
一気に口に含むと、意外とほのかに甘い味が広がった。
これくらいの気遣いが普段にも欲しいと思いながら杏の唇と自分のそれとを重ね合わせる。
杏がせき込まないよう静かに流し込んでいく。
液体を飲む喉の音が、やらしく聞こえる。
その音に比例して杏の体に異変が起こり始めた。
唇を離し、全身を見てみると、頭の上には猫耳、腰には可愛らしく尻尾が生えている。
心なしか杏の目もとろんとしている。

「だ、大丈夫か?!杏っ」
「ううん。でも、体が何だか熱いの…」

とても淫らに杏が制服を脱いでいく。

「モモシロくん…来て…」

涙ぐんだ目。
露わになった肌。
頭についた可愛らしい耳、そして尻尾。

「……最高ッスよ。乾先輩」

俺はそう笑って、杏を押し倒す。

「可愛いよ…杏」

下着を取り去った杏の胸を優しく揉み、舌を絡ませあい、いつもより激しくキスをする。
胸についた突起は存在を主張するかのようにピンと立っている。
その部分に触れるだけで杏はびくっと反応した。
俺は顔を杏の胸へと降ろし、舌で突起を嘗めた。

「にゃぁ…っ」

その、ネコのような鳴き声に俺の自身は大きくなった。
かなりやべえかも…と思いつつ、片方の手を杏の秘部へと伸ばした。

「にゃあぁんっっ」

杏の甘い声が響く。
すでに溢れている蜜部を撫であげると、ぐちゅぐちゅという卑猥な音が聞こえた。

「やぁ…ぁ。気持ち…イイのぉ…」

通りの良くなった秘部に俺は人差し指を入れた。
何度も抜き差しすると杏は

「あっあぁん…はぁ…ぁぁんっ」

といっそう甘い声を出した。
俺はそっと指を抜き、ズボンを降ろし、杏の蜜部に俺のモノを埋め込む。

「んんぅ…はあぁぁん」

すんなりと受け入れた杏のソコは熱くて気持ちが良かった。
杏の顔を見ながら律動を始める。
二人が交わる音が響き、俺は更に律動を早めた。
打ちつけるたびに杏が甘い声を出す。

「にゃっ、あっあっああぁぁっ」
「くっ」

そして俺は、杏に全てを吐き出した。

━━━……

「…なるほど。これはいいデータになりそうだ」

次の日、俺は実験結果を乾先輩に伝えた。
……勿論伝えられる限りのことを。

杏は目を覚ますと元の姿に戻っていた。
真っ赤になって、ずっと俺にくっついてた。
俺はそれを見てやっぱり普段の杏が一番いいと思った。

「乾先輩は何でこんなものを作ったんスか?」

先輩はノートに書き込む手を止め、分厚い眼鏡を上げた。

「…ちょっと、使いたいって言う奴が居てね」

そう言って乾先輩は笑った。

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