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レギュラーコーヒー、2杯分。【桃城 武×橘 杏】

カフェイン含有量、レギュラーコーヒーの二倍。
夜更かし、ドライブなどに最適。
大学からの帰り道、そんな言葉にのって、つい買ってしまったこの清涼飲料水。
今日はモモシロくんのアパートにお泊まりで、勉強会をするから寝ないようにと用意したのに。
飲んだそばからギンギン効いて、何だか変な気分になってきた。

「お前、大丈夫か?」

思わず俺はそう聞いた。
杏の様子が何だかおかしい。

「大丈夫だよ?」

いつもより幾分ほわんとした言い方で杏は笑った。
そして、俺にすり寄る。
その仕草にドキッとしながらも、やはり杏に異変を感じた。

「杏。お前、やっぱりおかしいぞ」
「んー。なんか身体熱いの」

おいおいおいおい、誘ってんのか?!
火照った頬に潤んだ瞳。
そして肌けた服…。
ごくりと生唾を飲む。
しかし俺は頭を振ってなんとか邪念を飛ばそうとした。
でも。

「ねぇ、モモシロくん。シよ?」
「あ、杏?…っん」

杏は俺に口付けた。
杏が自分からキスするなんて、誘うことすら今までになかったことで俺はたじろいだ。
舌を絡ませながら杏は俺を押し倒した。
いつもにまして大胆な彼女に驚きながらも、俺はすぐに体制を変え、杏を自分の身体の下にした。

「いいのか?」
「うん…早くきて…」

茶色の髪が、柔らかな絨毯に広がって。
綺麗だと思った。
愛らしいと思った。
その髪を撫でながらこんどは俺から杏に口付けた。
コーヒーのような、苦い口づけ。
俺はそのまま手を杏の服の中へとのばす。
熱いほどの肌に少し驚く。
そうして、俺はふっくらとした胸にたどり着いた。
下着を上にずらし上げ、突起をつまむ。
すると杏が甘美な声をあげた。

「うっ…ふぅっ…ぁ」

緩くそのピンク色した部分をいじると杏はまた鳴いた。
俺は愛撫を続けながら、もう片方の手で彼女の服をたくしあげる。
白く、整った丘陵に赤く花を添えた。
そのまま唇を反り返っているもう一つの突起に移す。
舌で弄べは弄ぶほど、杏の艶やかな声は高まった。
そして俺の手は杏の腿へとまわる。
スカートからのびる足を右手で撫でた。
そのままスカートの中に手を入れ、下着の上から杏の中心を刺激した。
触れるだけでじんわりと湿ってくる。
俺はスカートと下着を脱がし、杏の足を大きく開かせた。
いつもなら恥ずかしがる杏なのだが、今日は違った。
むしろ自分から開いてくれる。
それが俺を更に欲情させた。
杏の密部に舌を這わす。
愛液が次から次へと流れてくる。
感じてくれてるんだと嬉しくなった。

「モモシロくん…っ、欲しいぃ…っ」

喘ぎ声の中、杏はそう言って俺を求めた。

「あぁ」

俺は自身を取り出した。
先走りの液が流れるそこに杏はキスをした。

「おい、杏…っ。今日は俺ももたねえよ」

只でさえいつもより激しい彼女に欲情してるのに、今口でされたら自分の理性は完璧に保てなくなる。

「今日はいいから…な?」

杏の口に優しくキスをした。
さっきとは違う苦さの味がした。
俺は杏を押し倒し自身を挿入した。
なんの抵抗もなく、杏の秘部は俺を飲み込む。
そこの暖かさに思わず達しそうになったが、なんとか留めた。
俺は杏を打ち付け始めた。
豊満な胸が揺れ、視覚からも刺激される。

「あっ、あっ、あっ…モモシロくん…っ」

杏の腕が俺の背中にまわる。

「杏っ」

グチュグチュと卑猥な音が響く。
俺の律動も早くなる。

「杏…っ、好きだぜ」

意識が飛びそうになりながらも、俺はやっとそう言った。

「あっんんぅ…っ、あた…しもっ。武…っ」

杏に名前を呼ばれたのは初めてで、あまりにも突然だったから俺は杏の中に自分を放射してしまった。

「お前、アレは反則だって」

風呂で杏の中から俺の液をかきだしながら俺は呟いた。

「何…が?」

俺がいじっている場所が場所だけに杏は熱っぽく答えた。

「あんなところで名前呼ばれたら、俺先にイっちゃうじゃねぇか」

彼女より先にイっちまったことはかなり悔しい。
中に出す気だってさらさらなかったのに。

「あーぁ、ふがいねぇな、ふがいねぇよ」

俺はひとつため息をついた。
そしてうっかり杏の敏感な部分に指が当たった。

「ひゃんっ」
「っあ、ワリ!」

そういえば。
杏がいつも以上に感じていたことに疑問を持った。

「今日、お前なんかあった?」
「ん…なんで?」
「激しかったから……っお」

言うと杏の中がヒクつき、俺の指が締め付けられる。

「…まさか…イっちゃった?」

恥ずかしそうに頷く杏。

「モモシロくん、言葉攻め巧いんだからこういうトコではやめてよ…」
「ワリィ、ワリィ。だって気になってよ~」

俺は笑ってシャワーを取り、後始末の終わったソコを綺麗に洗い流した。

「……コーヒーの2杯分のカフェインてやつ……」
「あぁ、CMでよくやってるやつな」
「勉強頑張ろうと思って飲んだの…でも…」

あんなことになっちゃったってーわけね。

「お前、カフェイン弱いんじゃねぇ?」
「……そーかも」

そして俺たちは風呂につかる。

「でもま、なんだかんだで杏可愛かったしいいかもな」
「今思い出すとすんごく恥ずかしいよ…」

杏は俺の胸に抱きついた。

「いいじゃん。それ見るの俺しかいねぇし」

俺は杏の唇に軽くキスして笑った。
その頃、俺の隣の部屋では。

「激しかったなぁ、お隣さん」
「隣の部屋が男二人暮らしってことわかってんのか?クソクソ桃城め」
「ん?なんや、がっくん。うらやましいん?」
「当たり前だろっ?!あー、彼女ほしー」
「俺で我慢しとき、岳人」
「んなっ!バカ侑士っ」
「あたっ!冗談やん!」

そんな会話が続けられていたそうだ。

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