ブログを書くのがすごく久しぶりな気がします。二階堂マサヤです。自分のサイトなのに全然告知していなかったんですが、オルスタ8にかわらやさんと中島ヒヅキさんと合同サークルで参加しました。
サークルでは合同誌も作りまして編集は自分だったわけですが、やっぱりこう個人誌を作るのとはぜんぜん違う感覚がありました。「トチったら全責任取らねば!!」みたいな。
これは二人にも告げずに今、初めて言いましたが(笑)、最後の方はそれくらいの気負いでやっていました。あんまり口には出してなかったけど、とても緊張しましたね。
余裕のあったスケジュールのハズなのにギリギリにしてしまったからだ…自業自得。
とらのあなさんで通販開始していますので、どうぞよしなに~!
オモイデイッパイコレクション☆|とまじゃ~ぞ☆
次回オルスタ東京でも合同で出ると思いますので、その時には余裕のあるスケジュールで進めたいですね…って毎回言っているような…。
当日にはゼノブレイド2のジーク×ニアの個人誌(成人向/R18)も発行しました。表紙と挿絵のイラストをしぐれ様(Pixiv ID=36895459)にお願いしました。
表紙も素敵なのですが、挿絵もすっごくすっごくえちえちなので、ぜひ見ていただきたい…!!(挿絵はサンプルで公開していないので、本の方で!)
■恋い焦がれのリリック ~風花の章~ A5/R-18/44P/小説
booth / とらのあな
※とらのあなさんでは手数料分高くなっています。
自分の書いた話の作成秘話は「興味ある方いらっしゃるかな~」というのとこっ恥ずかしいというのがあってあんまりやらないのですが、オフでは初めての続編物だったので書いてみたいと思います。
※前も書いたよ 法廷3ユガココ新刊「戀結び」あとがき
まだ未読の方やそういう情報を入れたくない方のために、ワンクッション入れますね。私が何を考えて話を作ってるかとか、ツラツラ書いてたらものすごく長くなってしまった。
「恋い焦がれのリリック」(※完売済)と「恋い焦がれのリリック ~風花の章~」両方について書いてます。ほんと、ドン引きなほど長いよ。
「恋い焦がれのリリック」(※イベントでは差別化のために《通称:無印》と呼んでいましたw)は、もともと初出はpixivで本にも収録している「密やかな想いは色香に惑う(成人向/R18)」の世界観をもとに書きました。
「密やかな~」はニアが発情期になってしまうという、何ともアレな設定です。(グーラ人はすごく特徴的なので、そういうことがあってもいいじゃない…という完全な妄想です。ニアは実際にはブレイドじゃ、とかは置いとこうぜ)
ジークとニアの組み合わせって兄妹のようで本編でも途中まではいいなと感じた方も多いと思うのですが、やはり七話はいろいろな意味で大きな存在で私の中でもすごく揺れました。
レックスが自分を認め、ニアが自分を認め、お互いを認め合う、お互いにもう一度立ち上がるのに重要で外せないエピソードでした。
私の解釈なので、今読んでいる方やレクニア・レクホム好きさんとは解釈違いかもしれません。うーん、私の中でまだうまくこの話消化しきれてないかも。もうちょっと考察が必要そう。
とはいえ、ニアがずっと旅を続けてきてレックスはすごく大切な存在なので、この点を見ないふりしてジクニアを書くのは違うかなと思いました。ですので、私が書くジクニアは基本的にどれも「ニアはレックスが好き(だった)」が前提にあります。
その上で、「ジークはニアを好きだが、彼女がレックスに恋心を抱いているのを知っていて、自分の気持ちをひた隠しにしている」という…ね。(#『ね。』とは)
七話のレックスとニアのことを挙げてしまうと、「ジークとサイカはどうなってしまうんや」という点があるのですが、スマン…わし、実はジクサイも好っきゃねん。
なので、私の中の萌えと相談した結果、ジクニアはジクニア、ジクサイはジクサイで行きたいという答えに至ったので、私の書くジクニアではサイカはジークのお姉さんのような、二人を温かく見守る存在になっています。
ニアにとってもお姉さん的な存在で、でもジークとの仲の良さにちょっぴり嫉妬することも。
……ということで、できるだけ本編の設定は触りたくないというのが自分の中で一つポリシーとしてあって、そこを侵さないのは本編ではなくエンディング後なのですよね。
ちょっと逸れるんですが、ゼノブレイドのライン×カルナで書いた話も本編での一コマではなく、エンディング後の世界を選びました。
あの二人は本編のあれやそれやがあってガドの存在はまず外せないですし、それを乗り越えた先に二人の未来があると思ったので。
初めてライカルを書くときも、ゼノブレイドのその後の世界はどうなっているのか、ふわっとしか書いてないのですが、結構時間を掛けた気がします。ゼノブレ1も2も名作過ぎて、おこがましいなあと思いながらも想像するのはやっぱり楽しいですね。
新世界にはならなかったのでこっちは世界観捏造していないですが、ラオリンもエンディング後だったな…。どちらかというと、ラオさんのその後を妄想しましたが。要約:ゼノクロ続編はよ。
「恋い焦がれのリリック」では『世界が一つになったこと』を伝える要素として、生態系の変化と世界情勢、国と国がどう繋がっているか(陸地的な意味で)など、世界観の根本を考えていきました。描写として出せたのは生態系の変化かな。後はほとんど地の文で語ってしまった……。
その反省点から、さり気なく世界観描写したいなと思い、「風花の章」では風景としてどう変わったか、また変わっていない部分は何か、をできるだけ意識していました。世界観や設定を考えるのって実は苦手なので、好感触の感想を頂けた時にはこっそりガッツポーズでした。
世界観や背景の描写は書いていて難しくて、考えたストーリーを脳内でムービーのように再生させて、「ここで風景見たいな」「ここにこの絵を入れたら気持ちの変化わかりやすいな」という感じで入れています。
これが一般的なのかどうかはわからない…。キャラクターの動きとかもこれである程度矛盾点とかフォローできる気がする。溢れるときもあるけど。
戦闘描写のある作品の二次創作ではやっぱり戦闘シーンが書きたくなってしまうもので(P4Gでも書いた)、「恋い焦がれのリリック」では盛り込めて良かったです。あとジークの必殺技をラノベ的に表現(ルビ振り)できたのも個人的満足度高い。
「風花の章」は生まれて初めて交際をした二人の意識しすぎて何も出来ない感(ジークは経験ありそうだけど)を書きたかったので、心理描写を多めにしています。主となるテーマも当初よりも重くなって、ニアちゃんにはつらい想いをさせてしまった。ジーク、ケアを頼む…。
一番書きたかったのは、ジークがゼーリッヒに進言するところ。
普段ジークは割とおちゃらけているようで、真面目にいろいろ考えているなとキズナトークで感じさせるところが多くて、そこが彼の魅力だなと。そうした彼が個人的にとても好きなので「風花の章」では相当色濃く出てしまいましたね。後悔はしていない。しかし、ジークに恋愛をさせるとイケメンになり過ぎてしまう現象に名前をください。
トラとハナで和気あいあいとしているシーンは、自然と筆が進みました。『リア充の空気』発言は勝手に指がそうタイプしていた。このシーンを好きと言ってくださる方がいて嬉しかったです。
成人向シーンはこれまで結構書いてきた気がするけど、毎度難産です。「恋い焦がれのリリック」と「風花の章」のそういうシーンはどっちもジーク寄りの視点で書いています。どっちもニアをめちゃくちゃ求めてるけど、違いが出てたら嬉しいな~!
ジークとニアが同調し、荒れ狂ったモンスターと戦うシーンを入れられなかったので、続編書くなら盛り込みたいです。ニアがレックスと再会するまでは妄想だけでも続けたいなと勝手に思っているので、形にできたら何かしらで書きたいですね。
それとは別に、「風花の章」の翌日の話が近いうちに書けたらいいなとモヤモヤと思っています。予定は未定ですが…。
何だか想像以上に書いてしまいましたが、大丈夫かな!? ここまで読んで下さってありがとうございます。
オンラインでもジクニアだけでなく、黄金の国イーラの面々のお話も書いていきたいなと思います。もし見かけたら、そっと読んでくださったら嬉しいです。